体験談:20年来の不眠症が治ってわかったこと

2020-02-12

「不眠症だった」と書かれたイラスト画像

中2のときに視線が気になりだし、対人恐怖になってからずっと不眠症だった。

不眠症で苦しんだ体験と、治ってから分かった不眠症を治す心の在り方をお伝えします。

眠れない!という苦しみ

ベッドに横になっても2~3時間は寝付けなかった。

右むき左むき、うつ伏せ・・・意識があり続けるのが嫌だった。

寝ないと翌日が辛くなるのは分かりきっているので、寝ないといけないのに眠れない。

そのうち、余計なこと思い出しては嫌な気分になり、明日のことを考えては不安になってた。

  • スッキリ目覚めたい!
  • 過去の自分をすべてリフレッシュしたい!

そのためにも眠らなければ!

時間が経つほど焦って、不安になる。社会人になってからは仕方なく薬を飲んでた。

薬をやめたら眠れた

とあるお悩み相談会で、不眠症で苦しんでいることを告げたら、

もう薬は飲まないように!

とアドバイスいただいた。その日の晩、薬を飲まずに布団に入った。

ハッと目が覚めた時、窓の外が明るくてビックリした。

眠れたのだ。それからは眠れたり、眠れなかったりを繰り返しながらも寝つきは良くなっていった。

なんで薬をやめたら治ったのか、ずっと不思議で仕方なかった。後に、自覚と悟りへの道を読んで納得した。

「いくら不眠でもかまわない、薬をのんだり、眠る工夫をしたりしてはいけない」ということを実行したために、さっそくその晩から安眠ができるようになった、ということであります。

森田正馬 自覚と悟りへの道 P188より

つまり、

薬を飲まない=眠ろうとしない

ということだった。

眠ろうとすれば眠れなくなる

どういうことかと言うと、「眠ろう眠ろう!」とあれこれ工夫して意識を活性化させていては、いつまでたっても眠れないのだ。

眠っている間は無意識なので、眠れるかな?などと余計な意識を働かせないことが大事だったのだ。

睡眠とは無意識の状態でありますが、眠ろうと努力することは意識の活動する状態でありますから、眠ろう眠ろうと努力する間は眠れないわけです。

森田正馬 自覚と悟りへの道 P246より

こんな当たり前のことに気づけなかっただけで、何年も薬を飲み続けてしまった。また、神経質の本には、

強いて忘却しよう、睡眠しようとあせったり、あるいは精神活動を抑圧しようとすれば、かえってますます精神の反抗作用を起こし、考慮の葛藤を生じて、その目的と反対の結果を来すようになるものである。

森田正馬 神経質の本態と療法 P100より

と書かれている。心を抑えつけようとすれば、作用反作用の法則のように余計に心が落ち着かなくなる。気にしないようにしようとすればするほど、気になってしまうのも同じ。

歯医者で口を開けたまま眠れてしまう妻にアドバイスを求めると、

  • 考えても仕方ないことは考えない!
  • 頭を真っ白にしなさい!

とのことです。

まとめ

視線(脇見)恐怖で日々ストレスを抱えてたので、

  • 眠らなければ心身ともに壊れてしまう
  • 疲労から回復させないと

と焦って余計に眠れなくなってた。

「不眠死というのは聞いたことがない」と森田先生の本にも書かれてた通り、眠れなくても死ない。

眠ろう眠ろう!とせず「眠れなくてもいいや!」くらいの気持ちでいれば、いつの間にか眠ってるものです。

以上、眠れなくて悩んでいた不眠症の体験談でした。

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Posted by 無限ゼロ