「本当の自分」が分かる心理学を読んだ感想

2022-12-27

この本に紹介されている思考パターンを読むうちに、自分が無意識のうちに取っている行動の原因(思考や心の癖)を客観的に見ることが出来ました。

自分という存在を客観的に見ることは難しいですが、多くの行動パターンと自分の行動を照らし合わせていくうちに自分という存在が見えてくる、そんな本をご紹介します。

「本当の自分」が分かる心理学

ご紹介したいのは、こちらの本です。

心理学というタイトルですが、アカデミックな難しい内容ではありません。著者であるステファニー・シュタールの豊富な「心理療法経験まとめ」といった内容で、主にパートナーとの様々な問題が紹介されています。

通常は「見かけ上のトラブル」と「本当の原因」とがなかなか結びつかないし、運よく結びついてもそこから解決にはさらに難しいもの。

だからこそ、繰り返し同じようなパターンに陥って苦しんでしまう。分かっているのに変えられない、やめられないのです。

この本は「本当の自分」が分かるように書かれていて、そのためには子どもの頃の思考パターンを見つめなおすことをすすめています。

子どもの頃の思考パターンが、良くも悪くもその後の人生にずっと影響を及ぼしているのです。

例えば、

  • 私には価値がない
  • 私は重要ではない
  • 私は認めてもらわなければならない

といった思いが根底にあると、その後の人生にどのような影響を与え続けるのか、どのような行動パターンを取り続けてしまうのか、といったことがわかりやすく書かれています。

そして紹介されている行動パターンと、自分の行動パターンを照らし合わせていくことで、これだ!と自分が見えてくる。そうだったのか!だから私は・・・といった具合に、ページをめくるたびに自分を発見する旅が続くのです。

承認要求が強すぎた

自分の行動パターンは承認要求からくるものが多かった。「自己否定が強いゆえの承認要求」に苦しんでいたのです。

誰でも「認めてほしい」という気持ちはあるかと思いますが、自分の場合は「認められなければダメだ!」という強迫的な感じでした。

○○でなければ!と自分に厳しくする一方で、弱点や劣等感を隠そうと取り繕うことにも苦労していたのです。劣等感強めの自己否定を自分で抱えながら、自己否定という苦しみから逃れるために意識をこねくり回したり、スピリチュアルに傾注したこともありました。

欲しかったのは「自己否定を埋め合わせるための承認」でした。

自分を変える処方箋

この本では「本当の自分」を知った後の、処方箋も紹介されています。

自分の場合は、強すぎる自己否定をまずは認めること。その存在を認めないことには、対処していくこともできないから。

「自分はダメだ」という気持ちがある。これを認める。

その次に、そう考える必要はないということを自分の影子(インナーチャイルド)に伝え続けるのです。

人によって響く言葉、伝え方は違います。私のように自己否定が強いなら、

「ここにいていいんだよ、ここにいる価値のある存在だよ」

と伝え続けるといいと思います。この言葉は、私には抜群の安心感がありました。

また仲のいい人や親友と思える人が常に隣にいるつもりになって、日々行動するのもおすすめだそうです。

常に見方でいてくれる人、ありのままのあなたが素晴らしいと言い続けてくれる人、実在しなくてもそんな人が隣にいるとイメージするだけでも効果があるそうです。

実は、私の場合は友人のほとんどが外国人なのですが、外国人の包容力というか許容範囲は本当に広くて細かなことを気にせずに付き合えるので本当に気楽です。

そして事あるごとに「And are great as is!(そのままで素晴らしい)」と私を励ましてくれるのです。細かい気づかいのできる日本人は素晴らしいと思いますが、気疲れしてしまうことも多いです。

周囲の人間関係が変わると「そのままで全然大丈夫だった!」なんてこともあるので、心機一転するのも個人的におすすめです。

まとめ

「本当の自分」が分かる心理学を読んだ感想をお伝えしました。他人の行動パターンを知ることで、本当の自分が見えてくる本でした。

心に振り回されて生き続けるのが嫌だったので、読んですごくよかったです。

Posted by ゼロ