自分を縛る”禁止令”を解く方法を読んだ感想

2022-11-04

心理セラピストである大鶴和江さんの著書、「自分を縛る”禁止令”を解く方法」をご紹介します。

自分を縛る禁止令とは

自分を縛る”禁止令”とは、無意識のうちに「あれダメ、これダメ」とか「ねばならない」と自分を制限してしまう思考のことです。

筆者はインナーチャイルドという言葉を使っていませんが、”禁止令”は幼少期に刷り込まれてしまうものなので、同じような意味ではないかと推察します。

例えば、、、

愛情がなくて親にあまりかまってもらえなかった場合には、「いい子にならないと捨てられる」とか「自分は価値がない」といった思い込みを知らずのうちに抱え込んでしまったり、

親が喧嘩ばかりしていた場合には、「機嫌を損ねてはいけない」とか「言いたいことを言ってはいけない」といった思い込みを持ってしまうとか、

それはもう様々なパターンがあるようです。

そして無価値感に縛られている人は、自分に価値があることを証明しようと頑張りすぎたり、

常に相手の顔色をうかがい、気分を害さないようにと気疲れしてしまったり・・・

そんな無意識のうちに自分を縛り付けてしまう禁止令を解除する方法を解説しているのが、ご紹介している本なのです。

禁止令を解除する大切さを知った

先ほど、禁止令には様々なパターンがあるとお伝えしました。だから一概にこうすればいいよ!幸せになれるよ!というほど単純ではないようです。

まずは、内面の奥底に抱え込んでしまっている”あなたの禁止令”に気づかないと何も始まりません。

どうやって気づいて解除していくのか?

著者は具体的な「8ステップ」を紹介しています。詳細は書けませんが、気づいて受け入れて許可を与えていく、といった感じになります。

自分の場合は長年病気を抱え込んでいたこともあって強い「自己否定感、無価値感」がありました。というよりも「無価値感が病気となって表れていた」とも思えます。

悪いのは病気であって無価値な自分ではない、という具合に、すり替えが行われていたのです。

ここに気づいたら、次に自分の心深くにある無価値感と向き合うことになります。

無価値だと思うのはなぜなのか?

なぜこの無価値感があるのか?

よくよく思い返してみると・・・

  • ○○しないと笑われるよ、馬鹿にされるよ
  • そんな格好しておかしいんじゃないの?

とよく言われていたように思います。さらには、町中で浮浪者に出会ったときには「見るんじゃないよ!」と言われていました。

母は病気がちで入退院を繰り返していていつも不安でしたし、嫌われて孤独になること、軽蔑されて傷つくことを常に恐れていました。

そんな子どもの頃の不安や恐れが、ぞの後の人生にもずっと影響を与え続けて・・・

人一倍どころか何十倍も承認要求が強い人になってしまったと思います。

しかし無価値感を抱えたままでは、いくら頑張っても上手くいかないのです。努力、意志、根性とかそんな次元ではないのです。

無価値感を覆すために大成功する、なんて利己的過ぎて誰の役にも立たない動機では上手くいくはずがないのです。一時的に良くなったように見えても、「見た目は豪華だけど船底の穴は開いたまま」なのです。

まずは船底の穴を見つけて、ふさぐ必要があるのです。

解除した結果わかったこと

自分には価値がない・・・?

それは本当に真実なのか?

いいえ、真実ではありません。

価値がないと言っているのは、自分の中のインナーチャイルドの声だったと理解したからです。

「ちゃんとしないと存在価値のない人になるよ!」と言っているのは、インナーチャイルドであって自分ではなかったのです。

誰にでも子ども時代があって、いろんな経験をしました。いいことも悪いことも。そして大人になりました。

子どもの頃に感じたような不安や孤独感は今でも感じますが、それは子ども時代のなごりです。今の大人の自分と混同しないようになったのです。

不安や緊張も「ああ、なごりがまだ残っているな」と適切に距離を保てるようになったのです。

子どもの○○くん、○○ちゃんはいつも「ワーワー」騒ぐでしょう。大人のあなたは「はいはい、そうだね」って受け流せばよかったのです。

まとめ

無意識のうちに自分を縛り続けている禁止令を解除する本をご紹介しました。自分の根本を客観的に見つめたことで、知らない自分を知ることができました。そして自分のことを大切に思えるようになりました。

わたしはそれほど見栄えしませんが、一つのかけがえのない存在だと思えました。私と同じように生きづらさを感じていたり、無価値感に悩まれているなら一読をおすすめします。

自己啓発

Posted by ゼロ