アルミテープでアクセルとブレーキの精度アップ

2016年11月8日

アルミテープチューンをアクセル・ブレーキペダルに施す
アクセル・ブレーキペダルにアルミテープ

アルミテープでクルマをチューニングする記事、第6回。エンジンルーム、アクセル&ブレーキペダル、スペアタイヤ格納庫下に貼り付け、一般道、高速道路にて検証してみた。

貼り付けた場所

ITmedia記事には、「タイヤからの静電気をステアリングコラム下に貼り付けることで70%の静電気を逃がせる」とある。ならば、

  • ブレーキペダルでブレーキの
  • アクセルペダルでエンジンの

静電気を逃がせる?と考えた。

アクセルとブレーキペダルのアーム部分に巻き付けるように貼り付けた。

アルミテープチューンをアクセル・ブレーキペダルに施す
エンジンの静電気を逃がす目的で貼り付けた

また、スポーツカーのリアディフューザーの真似して、トランクルームの下に左右各1枚貼り付けた。

アルミテープチューンをボディ下部に施す
GOLF4の車体後部、覗き込んで貼り付け

さらに、エンジンルーム内のエアフィルター上部、バッテリーボックスの側面に貼り付けた。

アルミテープチューンをエンジンルームに施す
エアフィルター、バッテリーBOXに貼り付けた

合計6枚の追加となった。

ご参考:貼り付けてある箇所一覧

ここまでで貼り付けた箇所:まとめ

  1. ハンドル下:1枚
  2. ボディ四隅:4枚
  3. バンパー:前後左右で4枚
  4. ドアミラー:左右で2枚
  5. ルーフレール:左右で2枚
  6. トランクルーム内リアサイドウインドウ後端:左右で2枚
  7. トランクルーム内リアウインドウ上部:左右で2枚
  8. 【今回追加】スペアタイヤ下ボディ:左右で2枚
  9. 【今回追加】アクセル、ブレーキペダル:各1枚で合計2枚
  10. 【今回追加】バッテリーボックス、エアフィルターボックス:各1枚で合計2枚

合計で23枚。

燃費の変化

高速道路で燃費チェック

実験車はいつものゴルフIV。気象条件は、曇り、気温14度前後(エアコン使用せず)。

ベスト往路ベスト復路今回往路今回復路
走行距離49km43km48km44km
走行時間53分40分1時間8分46分
平均速度55km/h65km/h43km/h57km/h
平均燃費15.7km/l16.6km/l14.3km/l15.8km/l
高速道路での燃費の変化

往路は41km地点から事故渋滞。それまでの燃費は16.3km/lと好調だったのに残念。復路に期待しましたが、16km/l台にも届かず。

タイヤ空気圧が2.2と低かったので、次回は2.5に合わせて検証したい。

高速燃費の再検証

空気圧2.5にセットして検証。気温は15度前後、晴れという気象条件、ガソリン満タン。

ベスト往路ベスト復路今回往路今回復路
走行距離49km43km49km49km
走行時間53分40分55分49分
平均速度55km/h65km/h53km/h61km/h
平均燃費15.7km/l16.6km/l16.1km/l16.3km/l
高速道路での燃費の変化

予想通り、いい結果が出た。

往路は26km地点までは16.6km/l、その後、数回停止する渋滞があって平均速度が低下。復路の前半は平坦な都内で平均燃費が17.5km/lを記録。その後に渋滞があっての16km/l台。

まだベストは伸びそうな手ごたえを感じた。

一般道で検証

いつもの25kmコースで検証した。

1周めと2周めは異なる日にちですが、両日とも十分な暖機運転(20km以上走行)を行って検証。タイヤ空気圧は2.5、ガソリンは満タン。

1周め、アクセル&ブレーキペダル、スペアタイヤ下への貼付けのみ。2周め、エアフィルターとバッテリーボックスにも追加して検証。

貼り付け前1周め2周め
走行距離25km25km25km
走行時間59分53分54分
気象条件雨、18℃晴れ、14℃晴れ、12℃
平均速度26km/h29km/h28km/h
平均燃費9.8km/l11.3km/l11.4km/l
一般道での燃費の変化

1周め:初めて11km/lを超えて11.3km/lまで伸びた。平均速度の向上とタイヤ空気圧の設定(減っていた)が要因か。

2周め:さらに燃費は向上。誤差の範囲内と言えなくもないが11.4km/lと新記録。

カタログ燃費9.7km/lなので健闘していると言える。

乗り味の変化

乗った感じ、前がガッチリとしたような印象がある。ボディ剛性が一段と上がったような感じ。

ハンドルも重くなった。走りが重いのとは微妙に違う、重厚感が増した感じ。ガチッとしたボディ剛性が欲しいのであれば試す価値あり。

まとめ

今回のアルミチューンで感じたことは、ボディ剛性の向上。アクセル、ブレーキともに精度の高さを感じた。特に低速では、ATギアの噛み合いが頭の中でイメージできるような感覚があった。

アクセルとブレーキのダイレクト感、ボディ剛性が欲しい方にはオススメ。

次の記事はこちらです。

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Posted by Smile